完全復活
いつも元気がとりえの私が、先々週から体調悪化で先週一週間丸々仕事を休む事態になりました。
小さい頃からちょっと免疫力が落ちるとよく扁桃腺を腫らして両親を心配させた私ですが、アメリカに来てからは看病をしてくれる両親もいないので気力?(おそらく)で何とか元気で過ごして来たのですが、先週『何か喉が嫌な感じだなぁ~』と感じた次の日から熱っぽくなり、職場で「体調悪そうだから、帰りなさい」との上司からの命令で半日で退社。家に帰って熱を測ると既に38.5度。即効薬を飲み、ベットにもぐり込みました。
いつもなら薬を飲んで、がーっと汗をかけば熱も下がり楽になるパターンなのですが、今回は何だか様子が違う。2日経っても熱も下がらず、逆に39度を超え全く下がる気配なし。お仕事でLAにいたBもどんどん弱っていく私の声に、急遽飛行機で戻ってきてくれました。
Bが帰ってきてくれたことで精神的に落ち着いたのか、熱は38度台まで何とか下がりました。週明けBに病院に連れて行ってもらい、診断を受けお医者様から3日間少なくともは自宅療養をするようにとの指示、その後のBの看病と職場のスタッフの支えもあり、徐々に回復し今週月曜日からやっと職場復帰ができました。
今回の体調不良で一生懸命看病してくれたB、電話で心配してくれた日本の両親、そして私のいない職場を守ってくれたスタッフに本当に支えられて今の私があるのだとつくづく感じ、改めて日々普通に仕事に行き、元気に働き、美味しい物を食べるという普通に思える生活がいかに貴重で、ありがたい事なのかを感じました。これからは、自分の健康にもっと気を付け、疲労感を無視せずに自分を労わる事を覚え、とにかく健康第一で日々過ごして行きたいと思います。



私がここまで体調を崩した事が今までに無かったので、Bにとっては今回が初めての看病生活でありました。
この看病生活でもアメリカ人のBと日本人の私は、文化の違いを感じる事となりました。
まずは食べる物。病人が食べる物としてBが思いつくのは、やっぱりチキンヌードルスープ。でも、私が食べたいのは、お粥や素うどん。うどんなんて作ったこともないBなので簡単な煮込みうどんの作り方を説明し、作ってもらいました。一回目は、煮込み時間が分からなかったようで、かなり硬いうどんであまり食べることが出来なかった私、もうちょっと茹でて下さいとリクエストをすると、2回目からは見た目もすごく綺麗で、『自分で言うのも何だか、この煮込みうどんは本当に美味しそう』と本人も大満足そうでした。
そして、簡単に食べられる物として私が小さい頃から具合が悪い時に食べていたのが、『プッチンプリン』。これがどうしても食べたくなり、Bに日系スーパーで買ってきてとお願いしました。しかしプッチンプリンなんか見たことも聞いたことも無いBにとって、行き慣れてない日系スーパーで探して来いというのはかなりの挑戦。ラップトップコンピューターで、プッチンプリンがどんな物かを見せて、いざ買い物に行ったBでしたが、買ってきたのは見た目も全く違う、アメリカ産のプッチンプリンもどき。せっかく買ってきてくれたので食べてみましたが、これが物凄く不味い。『これ全然違うよ。見た目も違うし、味も不味いし、そんな事よりも日本産じゃないじゃん』と文句言い放題の病人にBさんプチ切れ。『君には感謝の気持ちが全く無い!』と怒りながら、偽プッチンプリンを『僕が全部食べる』と食べ、更に『美味しそうなフルーツゼリーも買ってきたけど、君がそんな態度だからこれも僕が全部食べる!』と日本産の本当に美味しそうなゼリーを凄い勢いでバクバク食べまくっておりました。この光景にちょっと反省した病人の私。もし私が反対の立場だったらと考えると、まったく見たことも聞いたことも無いアメリカのお菓子を名前だけ告げられ買ってこれるのか?と自分で考えると、「無理かも・・・」と思い、一人頑張って日系スーパーまで行ってくれたBのその優しさだけでも感謝しなくちゃと心から「ごめんね・・」と反省をして謝りました。そしたら、「フルーツゼリー全部は食べずに1個残してあるからね」とBさん、やっぱり優しい人だなとちょっとうるうる。
私の体調が戻り、BがLAにまた戻るその日に私の必要な物を再度買いだしに行ってくれた彼。リクエストしたのは、うどん、うどんスープの素、マスク、ゲータレード、それだけなのに2時間しても帰ってこない。心配して待っているとようやく帰ってきた彼。「何でこんなに時間がかかったの?」と聞くと、「本物のプッチンプリンを探して、行ける日系スーパーに全部行ってきた」とのこと。ここでもまた彼の優しさにうるうる。
じゃあ、本物のプッチンプリンを一緒に食べようと見てみると、残念ながらまた微妙に違うプリン。でも今度は日本産だったし、味も本物に限りなく近いので大満足でありました。
こんなわがまま言い放題の病人を優しく(プチ切れはしましたが・・)看病してくれたB,そして元気の無い私をとにかく笑わせてくれたB,今回の事でこの人といればきっといつでも守られて、笑って過ごせると改めて感じた私でした。
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by intothesound | 2009-09-03 13:57
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